Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8 修理報告

Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8

Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8というレンズは、比較的に珍しい機種の一種だと認識しています。今回お預かり致しました個体は、ライカマウントなのですが、やはりライカファンの写真愛好家の方は、少しマニアックな機種を所有しているケースが多い様です。個体全体もコンパクトで、レンズ鏡胴内部に組み込まれている各種部位も小さいので、整備の分野では、その分難易度は高くなってしまいます。今回は、白濁症状が改善されたので、今後もバリバリ実写して頂けると思います。

レンズ検査ご依頼までの流れ(経緯)

頂いたメール

添付写真のレンズ、オリンパス40mmF2.8・ライカマウント用、絞りよりフィルム面より二枚の貼り合わせ面と思いますが「曇り、ミミズ状の軌跡」が出ています。修理可能でしょうか?購入は’93年頃と記憶していますが当時はクリアで描写性能も良好でした。宜しく修理の可否、可能であれば料金の連絡をお願いします。

お返事メール

お問い合わせありがとうございます。実際に個体を初見してみないと、課題解決の確約はできませんが、光学系付着物除去は可能と推測致します。整備費用に関しましては、過去の修理記録台帳を紐解きますと、同機種にて概ね18,000円くらいかかっております。いずれに致しましても、○○様の大切な光学機器です。業者さんの選定等十分にご検討下さい。
(一社)日本レンズ協会 代表理事 田斉 健輔

頂いたメール

田斉様、お返事ありがとうございます。それでは、レンズ送りますので、宜しくお願い致します。そんなに急ぎではありません。

お返事メール

承知致しました。納期に関しましては、概ね10日間くらいお時間を頂いております。

Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8 順番に検査
Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8 順番に検査
機種名Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8
シリアルNO60088
付属品前後キャップ、ソフトケース、フィルター
課題(所有者さん見解)購入は’93年頃と記憶していますが当時はクリアで
描写性能も良好でした

修理報告

鏡胴内部に組み込まれている全てのレンズ表面に付着していた埃・カビ全て除去しました。レンズ全体としての光学的なクリアー度は復元しています。白濁の主な原因は、点カビの集合体と菌糸状カビでした。カビそのものは全て除去されていますが、除去後の腐蝕痕が残ります。菌糸状カビの腐蝕痕に関しましては、カビの形状そのものと同じ形で目視できます。点カビの腐蝕痕は、薄っすらとですが白く曇った様に目に映ると思います。この様な症状(後遺症)ご了承下さい。外観、駆動系共に状態の良い個体です。未使用期間が長期化しない様、今後も大切にご所有下さい。お願い致します。整備経過で撮影した写真、いくつか掲載しておきますので、併せてご参照下さい。

Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8 白濁
Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8 白濁
Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8 無数の点カビ
Olympus Zuiko Coated 4cm F2.8 無数の点カビ

納品に関しまして

※お願い・・・銀行お振込み頂きましたら、その旨メールにてお知らせ頂けますと幸いでございます。確認後速やかに納品させて頂きます。

発送方法クロネコ着払い便
送り状NO4675-5252-8227
配送状況お荷物追跡システム
ご希望到着指定時間帯ございましたら予め教えておいて下さい

ご決済に関しまして

整備費18,000円(税込)
決済方法銀行振り込み
お願いご決済後メールにてお知らせ下さい
お振込み先銀行

・みずほ銀行
・五香支店
・口座名義 一般社団法人 日本レンズ協会
・普通口座
・口座番号 1715154

山田 太郎の様にご記入下さい

ご縁ございましたら、今後もお付き合い・ご指導宜しくお願い申し上げます。
(一社)日本レンズ協会 代表理事 田斉 健輔

kensuke tasai と申します。 光学機器の修理を主たる業務としております。 関連コンテンツも並行して配信させて頂いておりますので、リクエストございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。