M42マウント規格の中望遠レンズの一種になります。中望遠ですから、ある程度遠方の被写体を大きく撮影する事が可能ですが、背景の玉ボケでもカメラ女子の間では有名なレンズと聞いていたので、実際に風景写真を試してみました。
Sony-α NEX5でSuper-Multi-Coated Takumar 105mm F2.8レンズを装填して撮影しました。カメラのモードをマニュアル設定にして、絞りはレンズで調整します。被写体をファインダーで見ながら、丁度良い露出値指標に、カメラのシャッタースピードを調整するだけです。Sony-α NEX5はファインダーがパネルなので、晴天時屋外撮影には、ビューファインダーがあった方がいいです。また、玉ボケポイントを見つけたら、三脚を使った方が手振れの様な初歩的なミスは防げると思います。中望遠レンズで、解放値=2.8と明るいので、被写体に近づき、バックの光の加減で、背景のリングボケも充分に楽しめる事は解りました。規格のマウントアダプター=M42スクリューがあれば、どんなデジタル一眼でも楽しめます!
お気に入りの撮影場所
旧齋藤邸の敷地には、主屋、離れ、竹紙ちくし工房、門などがあり、敷地面積は約5,500平方メートルあります。主屋は、明治34年(1901年)に建てられたもので、主屋と離れは茅葺屋根を有しています。庭園は、竹林や梅、松などをはじめとする四季折々の植物であふれ、松戸市内では数少ない光景が広がっています。
詳細は、松戸市教育委員会広報公式サイトをご閲覧下さい。
この空間だけ、まるで時が止まってしまった様な静寂なひと時を味わえる、お気に入りの場所です。Super-Multi-Coated Takumar 105mm F2.8レンズで撮影した70枚の写真をスライドショーにてお楽しみ下さい。
私は修理の世界に身を置く立場の人間ですので、撮影技術に関しては素人でございます。でも、全国の写真愛好家の方々とのお付き合いの中で、撮影に関する技術や、オールドレンズの持ち味に関して指導して頂ける恵まれた環境にありますので、折に触れオールドレンズを使った風景写真をこれからも少しづつですが加筆していきたいと思っています。