Canon II S改(2 S改)型フォーカルプレーン式カメラの各種ボタン類の役割について解説します。

引用させて頂いた出典元サイト

基本的な共通取説解説

※基本的な共通取説解説に関しましては、<Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ>にて解説していますので、先ずこちらをご閲覧下さい。

Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ
Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ

>>> Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ(動画も交えて解説しております)

それでは、Canon II S改型の主な特徴に関して解説します

低速領域シャッタースピード調整ダイヤル

写真を見ても解りますが、この様な仕様になっています。

※Canon IV Sb改型と全く同じ構造です。

低速領域シャッタースピード調整ダイヤル
低速領域シャッタースピード調整ダイヤル

※T=タイム機能とは、シャッターを切って放してもシャッター幕は開いたままになります

低速シャッターダイヤル目盛り15 8 4 2 1 T
低速シャッターダイヤルクリックストップあり
B(バルブ)とT(タイム)B.T.共にあり
X目盛り高・低速シャッターダイヤル
90秒の解説動画(水の流れる音がうるさくて申し訳けございません)
高速領域シャッタースピード調整ダイヤル

※IV Sb改型との違いは、唯一この部位になります。

※最高速=500分の1秒です。

Canon II-S改2S改型-高速領域シャッタースピード調整ダイヤル
Canon II-S改2S改型-高速領域シャッタースピード調整ダイヤル

もちらも動画で解説します。

※B=バルブはこの高速領域シャッタースピードダイヤル内で指定セットして下さい。
※再度、低速領域シャッタースピードダイヤル管理下に戻す際は、30-1位置に合わせてから操作お願い致します。
 
フィルム感度表示メモ回転板と装填枚数メモ指標

この機能が掲載されたのも、IV Sb 改型同様、II S改型の特徴です。

フィルム感度表示メモ回転板

フィルム感度表示メモ回転板
ISO感度の設定は、巻き上げノブの中心を指で押さえながら回すと数値が変わります。
(とは言っても露出は全てマニュアルなので、メモになる程度です。)

フイルム装填枚数メモ指標

この機能のお蔭で、現在装填中のフイルムが何枚撮り用のフイルムなのかを記録できます。
この写真だと、36枚フイルムだという事が認識できます。

こちらも動画で補足解説します、

尚、その他部位の役割等の詳細解説は、下記Webサイトにて閲覧する事ができます。

>>>Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ(動画も交えて解説しております。)

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