引用させて頂いた出典元サイト
![Canon Camera Museum](https://i0.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/Canon-Camera-Museum.png?resize=699%2C46&ssl=1)
基本的な共通取説解説
※基本的な共通取説解説に関しましては、<Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ>にて解説していますので、先ずこちらをご閲覧下さい。
![Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ](https://i1.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/6abca684a8865ede78f0e1d16aaf1dbb.jpg?w=720&ssl=1)
>>> Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ(動画も交えて解説しております)
それでは、Canon IV Sb(4Sb) 型 の主な特徴に関して解説します
私は、光学機器修理の分野で生きている人間なので、撮影家ではありません。このストロボフラッシュコネクタ-という機構がどんな利便性を生み出したのかは不明ですが、下記写真の様な部位がカメラ向かって右側面に組み込まれています。
![ストロボフラッシュコネクタ-](https://i0.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/644730871bfbedfd030391cad3688d68.jpg?resize=720%2C482&ssl=1)
![ストロボ](https://i0.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/ffb792ac9a25b458e8630ef2086e6b6a.jpg?resize=506%2C755&ssl=1)
写真を見ても解りますが、この様な仕様になっています。
![IV-Sb4Sb型-低速領域シャッタースピード調整ダイヤル](https://i0.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/6601c54541322f8ac5bb37ef21fb1900.jpg?resize=720%2C482&ssl=1)
低速シャッターダイヤル目盛り | 8 4 2 1 T |
低速シャッターダイヤルクリックストップ | あり |
B(バルブ)とT(タイム) | T=タイム |
X目盛り | 低速シャッターダイヤルのみ |
②X接点を装着した機種で、X目盛りが低速シャッターダイヤルのみに設置されている
動画でも解説します
写真を見ても解りますが、この様な仕様になっています。
![IV-Sb(4Sb)型-高速領域シャッタースピード調整ダイヤル](https://i0.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/35499c9c0aea6a1bad6f6f386bcb1861.jpg?resize=720%2C482&ssl=1)
高速シャッターダイヤル目盛り | 1000 500 200 100 60 40 25 B |
高速シャッターダイヤル指標 | 1軸回転式 |
B(バルブ)とT(タイム) | Bのみ |
X目盛り | ナシ |
①B=バルブですので、シャッターボタンを押して、リリースするとシャッター幕が閉じる。
②低速領域シャッタースピード調整ダイヤルに切り替える際は、25-1に合わせて下さい。
③X接点を装着した機種で、X目盛りが低速シャッターダイヤルのみに設置されている。
同じく動画でも解説します
※B=バルブはこの高速領域シャッタースピードダイヤル内で指定セットして下さい。
この機能が掲載されたのも、IV Sb 型の特徴です
![フィルム感度表示メモ回転板](https://i0.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/0b41ce1a4564b85ae9429ca7cb4d2498.jpg?resize=720%2C482&ssl=1)
ISO感度の設定は、巻き上げノブのトップ中心を指で押さえながら回すと数値が変わります。
(とは言っても露出は全てマニュアルなので、メモになる程度です。)
※注意=フイルム装填枚数メモ指標がないのもIV Sb(4Sb) 型の特徴です。
![フイルム装填枚数メモ指標](https://i0.wp.com/japanlensassociation.com/wp-content/uploads/2020/07/1dd8a73ace5c9d8e96363762e81f5c7f-2.jpg?resize=720%2C482&ssl=1)
Canon ⅡS 型とCanon IV Sb 改型には、この機構が組み込まれています。
この写真だと、36枚フイルムだという事をメモ帳代わりに認識させておけます。
こちらも動画で補足解説します
尚、その他部位の役割等の解説は、下記Webサイトから閲覧する事ができます。
>>>Canon II D(2D)型フォーカルプレーン式カメラ(動画も交えて解説しております。)