レンズ修理スクール生徒さんの声 カナダ在住 スミスさん 男性

スミスさんの入学動機とこれからの夢
レンズ修理スクール生徒さん カナダ在住 スミスさん 男性
レンズ修理スクール生徒さん カナダ在住 スミスさん

スミスさんコメント投稿ありがとうございます

スミスさんは明るくて礼儀正しい外人さんです。日本語も上手で、自分のことだけでなくて相手に対しての気配りが、日本人以上にできる人格者だと思っています。どんなビジネスでも同じですが、やはり好かれる人でないと中々成功しません。スミスさんは、レンズの領域以外でもきっと上手くいく方だと思っています。

彼から随分カナダ行きをお願いされましたが、私も今年で還暦を迎えました。既に購入している古民家を中心に、残りの人生は日本の里山で生涯を終えたいと思います。宿泊施設完備の学校で、できる限り自分でも光学機器の整備をしていきます。僭越ですが、その学校ではレンズをコアにした大人の人間教育をしていきます。並行して、学校で生徒さんと出会い、生徒さんが求めているものを教えていきます。

私はカナダ在住のハーフです

私はカナダに住んでいます。母親が日本人のハーフになります。仕事で3ヶ月に一度来日しています。カナダは湖があちこちにあって大変綺麗な国です。写真愛好家も沢山います。仕事で日本に来た時は、昔のカメラとオールドレンズを沢山購入します。

私の街のカメラ屋さんに頼まれているからです。仕入れたカメラとレンズ代は私の小遣いになります。日本語だと「目利き」と言うのでしょうか?個体を見極める資質が私にはあります。希少なレンズとか人気のカメラを判別できます。

5年前に日本レンズ協会と会いました

ある年の秋ごろ、いつもの様に仕事で日本に来ました。仕事の合間をみてカメラとレンズを仕入れました。どこかの会場でフランチャイズフェアーが開催されていました。面白そうだったので入ってみました。その一角に【Lens Repairing】のブースを見つけました。

そこに日本レンズ協会が出典していました。話を聞いてみました。レンズの修理専門会社で学校も運営していました。今回の来日で仕入れたレンズを見てもらいました。中古の昔のレンズが修理できる事を知りました。

状態が良い程、カナダのカメラ屋さんは喜びます。修理費の概算を聞いたら15個で350,000万円位でした。高いので驚きましたが話をつづけました。

生徒になりました

私はカナダに住んでいますから学校には通えません。でも、協会のスタンダードコースに入学すれば300,000万円位で、今後も仕入れたレンズの状態を良いものに復元できます。数に制限はないとのことでしたのでその場で入学しました。

生徒になると何本でも教えてくれます。但し先生が直接は手を出しません。教室に行って先生に就いて、指導を受けながらあくまでも自分で処置します。私が3ヶ月に一度日本に来て、その都度入手したレンズを持参して、教室で先生から教わりながらレンズを綺麗にしています。カナダのカメラ屋さんも喜んでくれています。

カナダの湖
カナダの湖

カナダで修理を依頼されたレンズを日本の教室に持ち込んでいます

日本には仕事で来ますが、来日時にカナダで修理依頼があったレンズを持参するビジネスを考えました。カナダのカメラ屋さんは販売はしていますが、修理はできません。カナダにはレンズを修理できる器用な人はいません。

協会の田斉さんの許可をもらって、来日時にそういうレンズも持参する事になりました。勿論、先生は直接手を下してくれません。私は生徒ですから先生の指導に従って自分で修理しています。まだカナダでは修理の仕事はしていません。

来日した際帰国する前に学校に寄って、作業場で修理をしています。この二つのビジネスのお蔭で本業以外の収入がかなり増えました。入学金だけでその後全部を教えてもらえるので、入学金は費用的にはかなり安いと感じています。

今後やってみたい事

将来的に、講師の田斉さんはカナダに来る事は考えていません。あくまでも日本の里山という場所にこだわっています。古民家を改造して、そこに宿泊施設を完備した学校の立ち上げを計画しています。カナダに来てくれれば、そこでレンズの修理ビジネスを一緒に立ち上げたかったのですが、協会の方針は日本を拠点にするそうなので諦めました。

私は今まで通り、3ヶ月に一度来日します。今まで同様、二つの方針で副業ビジネスを進めていきます。技術を少しずつマスターしていけば、カナダに居ながら修理できる様になります。私がもらっているライセンスは、そのビジネスの領域をカバーできません。

そういう機会には、フランチャイズコースに入り直す計画です。別途入学金差額分は高くはないと思っています。カナダ人でこの分野のビジネスをしている人はいません。協会さんと出会って本当に良かったと思っています。田斉先生、今度もおいしい寿司で乾杯しましょうね。

このWebサイトをお読みの読者さんへ

一般社団法人 日本レンズ協会の主たる業務は、あくまでも光学機器の修理でございます。光学機器修理専門業者として、一般社団法人格を登記しておりますので、日々全国からの整備依頼を誠実に事業の核として行っております。その主たる業務と並行して、教育の分野にも力を傾注しております。

当協会の代表理事の私自身も、そんなに若くはありません。光学機器の整備実態を、若輩者ながら長年肌で感じる事があります。メーカーさんの批判ではありませんが、製造元は販売後のメンテナンスには、あまり力を入れていないのが実情です。特に昔の個体ほど、その構造自体を把握している職人さん自体が減少しています。

そんな現状を鑑みますと、今後の光学機器のメンテナンス状況に憂いが残ります。私自身も、日々全国のお客様のレンズの整備作業に従事しておりますが、とてもその全てには応じ切れていないのが実情です。当協会の光学機器修理専門学校の設立は、この様な背景から発足致しました。

写真撮影が趣味の方で、併せてレンズの整備に興味がある方の中から、この様な事業に興味がある方に対して、修理専門学校を通じて貢献できればと言う想いから、この学校を設立致しました。

この様な背景をご理解頂き、ご自身の今後の将来と照らし合わせてみて、当協会の理念にご賛同頂ける方でしたら是非ご入校頂きまして、光学機器の末永い状態維持と、ご自身の将来の夢の為に当協会で学んで頂けましたら幸いでございます。

kensuke tasai と申します。 光学機器の修理を主たる業務としております。 関連コンテンツも並行して配信させて頂いておりますので、リクエストございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。