カテゴリー: レンズ修理記録台帳

Nikon Nikkor 50mm F1.4という機種は毎月修理依頼があるとても人気があるレンズの仲間になります。同じ焦点距離、解放Ｆ値でありながら、実は沢山の種類があります。対物側レンズ押えリングだ...

私は修理の世界に身を置く人間なので、撮影の細かい領域に関しては多くを語れませんが、Canon Macro FD 50mm F3.5という機種は、接写用のマクロレンズになります。Canon FDシリーズ...

FDマウントは、細かく分類するとキヤノマチックR、FL、FD、New FDの4世代に分けられます。今回お預かりしました機種が構造的には一番複雑なタイプになります。キヤノマチックRは、「R」や「キヤノマ...

Minolta RF Rokkor 250mm F5.6というレンズは望遠でありながらとてもコンパクトなのが一番の特徴です。私は写真家ではないので撮影の領域に関しては専門的には語れませんが、愛好家の方...

レンズのどこかしらがガタついてきて最後には鏡胴が二つにバラバラになってしまう事が時々あります。そもそもレンズは普通に扱っていればそう簡単にはガタがくるものではありません。一番良くない管理の習慣として、...

今月は絞り羽の不具合に関する修理依頼が多かった印象があります。この症状は、同じ機種でも何の問題もおきない個体もあれば、絞り羽が解放のまま固着してしまう症状あ発生する個体もあり、ある機種だから起きるとい...

Ernst Leitz GmbH Wetzlar Summicron 5cm F2レンズに限らず、絞り羽ユニット機構の調整ダイヤルトルク感が重いという症状は他の機種でも報告されています。原因が調整ダイ...

今回のご依頼の様にAF機能があるレンズは時々そのAF機能が効かなくなるケースがあります。その主な原因は二つあります。一つ目は電子基板系のどこかに支障があるケースで、もう一つはフォーカス調整機構に問題が...

今回修理ご依頼のあったCarl Zeiss Planar 50mm F1.4というレンズに限らず、全ての光学機器は落下等の衝撃で一瞬で光学機器としての機能が失われるケースがあります。水没も然りなのです...