レンズ修理スクール受講生徒さんの声

日本レンズ協会が運営している、レンズ修理スクールに通っている生徒さん達に、どうして当協会主催の学校に入学したのか?入学後今どの様に生活が変化したのか?良かった事や、現在の悩み、今後の夢等お話して頂きました。コメント投稿を依頼したところ、11人の生徒さんがすぐに快諾してくれました。ありがとうございます。カメラ撮影が好きで、レンズの修理に興味がある方、自宅で完結する副業を探している方は参考になると思います。

2019年以前に受講開始してくれた生徒さん達に感謝

レンズ修理スクール生徒さん 大分県在住Nさん 男性
大分県在住 Nさん 男性

蔵から出てきたカメラとレンズ

5年程昔、自宅の蔵から出てきた先祖の遺品がありました。その中に、昔のレンズとカメラもありました。フィルムカメラと、それ用のレンズみたいで、その扱いに悩んでいました。当時の私はカメラに関心がなく、時々使っていたカメラはデジカメでした。その遺品が使えるのかどうかも分からず、かと言って処分するのも気が引けて、しばらくはそのままにしていました。レンズの数は相当な数で、全部で30本くらいはありました。

レンズに詳しい人を探しました。電話帳で調べても、本屋に行っても中々そういう人が見つかりません。囲碁の仲間で、写真が好きな友人に問い合わせてみました。友人が、日本レンズ協会の事を教えてくれたので電話してみました。

レンズ修理スクール生徒さん 大阪府在住Sさん 男性
レンズ修理スクール生徒さん 大阪府在住Sさん 男性

退職後のライフプラン準備は早い方がいいと思います

私は勤続23年のサラリーマンです。仮名でお願いします。真面目に務めてきましたが、退職後は健康であれば、何とかなると考えていました。会社の退職金はそんなに望めません。子供の成長と家の返済は、その歳になるまでには終わりそうです。自分なりに計画的に生きてきたつもりです。会社は副業は禁止ですが、何か実益になり続けられそうな、自宅で完結できるビジネスを探していました。

フランチャイズビジネスの研究をしました。雑誌や会場に行って、フランチャイズビジネスを研究してきました。小資本で開業可能で、自宅で完結する様なモデルです。できれば、書籍を出版して印税収入が理想でした。

レンズ修理教室生徒のカナダ在住 スミスさん
レンズ修理教室生徒のカナダ在住 スミスさん

5年前に日本レンズ協会と会いました

ある年の秋ごろ、いつもの様に仕事で日本に来ました。仕事の合間をみてカメラとレンズを仕入れました。どこかの会場でフランチャイズフェアーが開催されていました。面白そうだったので入ってみました。その一角に【Lens Repairing】のブースを見つけました。そこに日本レンズ協会が出典していました。話を聞いてみました。レンズの修理専門会社で学校も運営していました。

今回の来日で仕入れたレンズを見てもらいました。中古の昔のレンズが修理できる事を知りました。状態が良い程、カナダのカメラ屋さんは喜びます。修理費の概算を聞いたら15個で350,000万円位でした。高いので驚きましたが話をつづけました。

レンズ修理教室生徒さん(東京都在住のアラレちゃん)
レンズ修理教室生徒(東京都在住アラレちゃん)

レンズ教室の事は会社の同期友人から教わりました

私は随分後になってから、同期入社の友達から日本レンズ協会の事を教わりました。友人みたいに写真に興味があった訳ではありません。友人が何か変化したのでどうしたのか?気になって聞きました。友人の変化が不思議だったのです。週末学校に通っているという事でした。それ以上の事は何も言ってくれなかったので余計に気になりました。友人は、何故かおしゃれになって、昼食の中身も変わりました。会社の休みに時々飲みにいっていたのに、付き合いが疎遠になりました。友人は、会社が終わってもすぐに帰宅してしまいます。決して仲が悪くなった訳ではなくて、会社以外で何か目的がある様な背中を感じたのです。

レンズ修理教室に通う生徒さん(Aさん)
レンズ修理教室に通う生徒(Aさん)

独立したくて日本レンズ協会さんに相談しました

僕は現在27歳で埼玉から都心に通勤しているサラリーマンです。名前は匿名ですが、代表の田斉さんに依頼されて入学の動機等正直に書く事にしました。初めて会ってから現在に至るまで、本当にお世話になっています。

自分の文章でイイという事で飾らずに書きます。入学を希望して会ってもらったのに、最初は断られました。最初の動機から書きます。今の会社は新卒で5年目です。毎日毎日ラッシュを我慢して、やっと仕事にも慣れてきました。休みは月に6回あります。残業は毎日で、帰るのは終電ギリギリです。そんな日々に疑問を持って、独立して自由に生きてみたいと思いました。

レンズ修理教室生徒(上条さん)
レンズ修理教室に通う生徒(上条さん)

友人の影響でカメラを始めました

都内に住んでいる普通のOLです。最近、友人の影響で写真を始めました。デジカメに昔のレンズを付けて、その味を楽しむのですが、私はまだその感覚の良さが、実は解りません。先ずはSonyのミラーレスを中古で購入しました。そして、カビが生えているオールドレンズを格安で買いました。

中を覗くとカビだらけでしたが、実写にはそれ程影響は感じませんでした。でも、そのカビが気になってなんとかならないものか検索しました。日本レンズ協会さんとのお付き合いが始まりました。メールで問い合わせをすると、丁寧な返事が返ってきました。ゆうパックさんにお願いして、初めて買ったレンズを送りました。

レンズ修理教室に通う生徒(吉岡さん)
レンズ修理教室に通う生徒(吉岡さん)

OLD LENS の収集が趣味です

私は昔から世界中のオールドレンズ収集が趣味です。勿論、フィルムカメラ時代の、何十年も前のレンズばかりです。1本あたり高額なレンズばかりですが、その持ち味は何とも言えない、その個体独特の特徴があります。日本でも、海外に出張した時も暇さえあればレンズを探しています。

しかし、どのレンズもどこかしら不具合があって、状態の良いレンズはあまりありません。新しく手に入れる度に、日本レンズ協会にお願いして整備してもらっていました。復元状態がいいものもあれば、芳しくないものもありますが、でき得る限り整備してもらっていました。日本レンズ協会の整備費は決して安くありません。私が好む高級レンズは安くて30,000円、高い物だと1本≒80,000円くらい整備代が掛かります。

レンズ修理教室に通う生徒(阪上さん)
レンズ修理教室に通う生徒(阪上さん)

趣味がフイルムカメラの修理でした

私は現在サラリーマンですが、フィルムカメラの分解・組立が趣味でした。昔から、プラモデルや細かな手作業が好きで、この年になってしまいました。会社が休みの日は、主にカメラの修理をしていました。昔のフィルムカメラの安い物は、ネットで気軽に買えます。どこかしら壊れているので、その修理が趣味でした。

その工程を写真に撮ったりして満足していました。その為の道具をそろえるのも結構楽しくて、家の中の一室を作業場にしています。元々はフィルムカメラで撮影するのが面白かったのですが、一度壊れているカメラの修理に成功して自分なりに研究し始めました。壊れていう物が治るとそれだけで達成感があります。

レンズ修理教室に通う生徒(野中さん)
レンズ修理教室に通う生徒(野中さん)

現在、毎日都心まで通勤しているサラリーマンです

私は現在サラリーマンで、毎日都心まで通勤しています。趣味が写真で、ミラーレスにアダプアーを付けて、昔のレンズを楽しんでいます。高校生の時から地元のクラブに所属していて、写真仲間は沢山います。今、特に悩みはないのですが、数年前は所有しているレンズの整備が、思う様に進みませんでした。

整備にはかなり費用が掛かるのですが、そんなにお小遣いもありません。貯金はコツコツ貯めてきましたが、将来の為に何か資格取得をしようといつも思っていました。所属するクラブは神奈川県でも結構規模が大きくて、人数も沢山います。気の合った仲間の他に、未だ名前もしらないメンバーが大勢所属しています。鳥だったり、電車とか花とか好きな被写体はまちまちです。

レンズ修理教室に通う生徒(畑中さん)
レンズ修理教室に通う生徒(畑中さん)

私の実家は、秋田県で写真屋を経営しております

中古のカメラやレンズの販売と記念撮影用のスタジオがある規模の店舗です。私自身も時々お店を手伝っています。フイルムネガの現像もしていますが、私はこの仕事はできません。就職用、運転免許用、パスポート用の写真撮影の仕事が主な私の仕事です。七五三と入学・卒業式シーズンは一瞬だけ忙しくなります。お店の商品は主に中古のカメラとレンズで、新品の商品は置いていません。最新機種のものは全然売れないからです。

フィルムカメラのフイルムも販売していて、ネガの現像の常連さんは多いです。時々、中古のカメラと中古のレンズの修理の相談を受けます。勿論、光学機器の修理はできませんから断っていました。主人がネットで、レンズを修理してくれるところを探してくれました。

レンズ修理教室に通う生徒(大野さん)
レンズ修理教室に通う生徒(大野さん)

定年退職を迎え大好きな写真撮影に思いっきり時間が摂れる身分(立場)になりました

所有しているレンズは50本くらいで、どんどんその本数が増えてしまいました。ある時、レンズのカビや絞り羽の粘りに気づき、日本レンズ協会さんの存在を知りました。当初は、何本かまとめて整備を依頼していましたが、やはり復元したレンズは使っていて気持ち良く、全部のレンズを整備したい気持ちが強くなってきました。しかし、その整備費用は決して安くはありません。

そして、レンズは撮影の為の道具ですから、一度整備してもらった状態がその後永遠に保つ訳ではありません。整備費用はそのレンズの種類によっても、そのレンズが抱えている問題によってもまちまちです。大体レンズ×1本で5,500円から高い個体だと30,000円位かかってしまいます。

11人の生徒さんいご協力頂き、入学の動機とこれからの夢を語って頂きました。ご協力頂きました生徒さん達、ありがとうございます。今後も、コツコツと学習と作業継続していって下さい。レンズは撮影の為の大切な道具ですから、定期的な整備が必要です。ご自身で所有のレンズはご自宅で整備できる様になって、いつまでも綺麗な状態を維持して下さい。

レンズの様な光学機器を修理できる職人は年々加齢にともなって減少していっています。同様に、私自身もあと何年この仕事ができるかわかりませんが、昔のレンズは整備を施せば、お孫さんの代まで継承する事ができます。その為には、ある機種限定でも自分で整備できるスキルを習得した人材の育成も急務なのが実情です。

日本レンズ協会のミッションに照らし合わせながら、今後もレンズ修理教室運営も継続してまいりますので、ご興味のある読者さんは。お気軽にお問い合せ下さい。

又、機会あるごとに生徒さんの声を加筆していきます。もしかしたら、このWebサイトをお読みの読者さんと似た様な環境で学習している生徒さんのコメントがあるかもしれませんので参考にして頂ければ幸いでございます。